Cluster Creator Kit のエディタ拡張を書いてみました
この記事はなんのアドベントカレンダーの記事でもありません。
Cluster Creator Kit で巨大プロジェクトを作っているときにちょっとだけ便利かもしれないエディタ拡張を書きました。
noir-neo/CreatorKitTriggerEditor
いまある機能は大きく2つだけです
- ワールドに使用しているトリガー・ギミックの key を一覧で表示する
- 特定の key を使用している component を選択する
つまり Trigger -> Gimmick の流れをちょっとだけ追いやすくなることが期待されています。
インストール方法とか使い方は README を読んでください。
以下はお気持ちとかです
最近だと テンプレートワールドプロジェクト の監修とか調整とかをしていて感じたのは、トリガーの参照先を探せないのが一番つらいなーというものでした。特に他人のプロジェクトを見るのはめちゃくちゃ難しい。
私は結構シェルが好きで grep (系の早いやつ)と sed が Unity に必須のツールだと本気で思っていて、それらを駆使しながら「俺がUnityだ!」とか叫んでるような人間なのですが、流石に面倒というか Editor 上で component までサジェストはできないので、そろそろちゃんとツールにしとくかーと思ったのがきっかけです。とりあえずは一番雑なアプローチとして思いついた UI を愚直に実装してみました。
まあ、仕事としてやって公式に入れろやって言いたくなる気持ちは、とてもよくわかります。だけど、これをちゃんと出そうと思ったら GAMEJAM までには絶対に無理だったのと、いまこういうのを必要とする人はサードパーティでも大丈夫かなって思ったのとか、中の人がお題企画に投稿したら面白いかなーとか考えて、なんかシュッとやりました。
あとはリフレクションでがんばってるサードパーティのエディタ拡張(思想はもっと前衛的で実用化したらまじで素敵だなって思っています)をいくつか見ていて、自分もちょっと書いてみたくなったというのもあります。
他にも入れたい機能はあったけど、一旦は形になったのでここまでで。あとは気が向いたときにまた更新するか、本体に取り込む計画を立てるかします。
というわけで私も明日からは GAMEJAM の下準備をやっていきます。週末が楽しみ!!
ねおりん 2020 ハイライト
この記事は ねおりん Advent Calendar 2020 1日目の記事です。
例のごとく、1日目の記事なので適当にお茶を濁していきます。
この記事では、2020年のねおりんのハイライトを紹介します。 進捗はありません。
引っ越した
my new room... pic.twitter.com/GdQMwNDgHt
— ねおりん (@noir_neo) 2020年1月10日
1月に会社から徒歩7分くらいのところに引っ越しましたが、それからまもなくフルリモートになったり、週4リモートになったりしました。
DDJ-400 を買った
これはさっきまでのデスクの状況。DJはとりん、バーチャル出演いつでも家からできます。よろしくおねがいします。 pic.twitter.com/sAvY2SAiNS
— ねおりん (@noir_neo) 2020年4月4日
2019年後半くらいからDJ文化にハマりはじめていて、ついに自分でも機材を買ってしまった。
いい感じの音楽を浴びながらお酒を飲むのは楽しい。
耳が肥えたというか、曲を聴いてるときの解像度が上がった気がする。
バーチャルの文脈とかと合わさって曲をいっぱい聞くようになったので、興が乗ったら空き枠で今年良かった曲で1記事書くかも。
人型のアバターを動かすことにハマる
Azure Kinect を買ってアバターを動かして遊んでいたのが第一波。ビデオミーティングにアバターで参加するようになって第二波が訪れ、ついにアバターで生きる人になってしまった。
それから Ultraleap Stereo IR 170 買ったり、最近は自分用のアプリを書いている。
昨日の夜中に調整した口のマッピング、ようやく理想に対して及第点になったので見て(声入ってません) #hatracker pic.twitter.com/8imZ1yZ3kl
— ねおりん (@noir_neo) 2020年11月2日
公式にはハトのひとのままです。
ゲームをやっていない
スマホもコンシューマも全然やってない。スクストを引退しました。
9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと よかったですね。
最近は まいてつ Last Run!! に生活を破壊されている。いや、まいてつで人生をやっていると言っても過言ではない。
アニメを見ていない
リアタイをまったくしなくなってしまった。
夏頃に曲から入って「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」と「あの夏で待ってる」と「凪のあすから」だけ見た。
青ブタ見たのはたぶんこれのおかげ。 soundcloud.com
sign の edit はいろいろ好きだけどやはりths がつよい。 soundcloud.com
そこそこ仕事してた
それなりにしてる。
ちいさくて きれいなものは
つくれたとする世界線もあれば、つくれていないとする世界線もあります。解釈次第です。
ゲームジャム
やってない。 Cluster GAMEJAM に出ていたのは人違いです。
さいごに
来年のことは最終日までに考えておきます。
明日は ___shanon さんの「技術以外の話を書きます」です。自転車かな?
『おみくじ』を作りました
2019/12/31の 24時間くらいでゲーム作るやつ で、おみくじ君というキャラクターのおみくじをつくりました。
one-night-game-jam.github.io スマホからだと、実際に端末を振ることでおみくじを引けます
今回は shelf703 と id:maku693 との3人のチームです。maku693の記事は以下です。
今回一番大事にしたかった点として、おみくじ君と写真を撮れるということで、ARでおみくじ結果のおみくじ君を表示できる機能があります。
超越(一番運勢が高い)おみくじ君と shelf703#おみくじ君 pic.twitter.com/FLnbX5GL7g
— ねおりん (@noir_neo) 2019年12月31日
またおみくじ君のアセットを活用して cluster の会場を作って、VR空間でおみくじ君と写真を撮れるイベントを開催しました。
大吉おみくじ君とはとりん(筆者のVRアバター)https://t.co/F9do05vup6#おみくじ君 #clusterVR pic.twitter.com/K9bsnVyBoC
— ねおりん (@noir_neo) 2019年12月31日
今回は、ボードゲームを作り始めようとして思いとどまったり、「めでたさ」について真面目に議論しすぎた結果朝まで企画が決まらなかったりとはちゃめちゃでしたが、なんとか形になったのはmaku693ががんばってくれたおかげです。
個人的には、実装はやらずに音を作ったりアートのワークフローを構築したのも、それはそれで面白かったです。(後半暇になってしまったので消化不良感はある)
その他 scrapbox で企画から振り返りまでの文書を公開してあります。24時間くらいでゲーム作るやつとして、ある程度成熟してきたからこそ生まれる悩みがそこそこあって、人生を感じます。
2019年の振り返りと2020年にやること
これは ねおりん Advent Calendar 2019 25日目の記事です。
昨日はちんるかの『ねおぱんだを描きます』のはずでした。
今年のねおりん Advent Calendar は参加者層の幅の広さもそうですが、記事という形態にとらわれない自由さもあったり、多様性があって非常に面白かったですね。
というかみんなちゃんと履行してて偉い。
maku693さん、ゲームまだですか? ちんるかさん、ねおぱんだまだですか?
2019年の振り返り
2019年の目標
2019年の目標は、「『ゲーム開発者状態』になっている」でした。 これに対する定量目標も定めていましたが、恥ずかしいくらい達成できていないので書きません。古い記事を漁ってください。
そもそも6月くらいの段階で目標の変更を心の中では決めていましたが、文書化するのをサボっているうちになんとなく年末を迎えてしまいました。 これはよくなかったですね。
ざっくり言うと、本数を作る戦略はやめた、という感じです。のちほど触れます。
仕事
仕事に関してはちゃんと過去最高のねおりんだったと思います。
特にアーキテクチャを考えたり議論する時間が前職に比べて圧倒的に長くなったので、設計力がめちゃくちゃ上がった気がします。 そういうのが楽しいしわりと向いてると自覚できたのも大きな収穫でした。
開発に大きく関わっていた cluster のアーカイブ機能について、アーキテクチャのことを cluster Blog に書いています。まあまあよく書けてると思うので、ぜひ読んでみてください。
個人の技術スタック的には、仕事も個人も Unity しかやりませんでした。 これは戦略的なムーブで、もともと実装はクライアントサイドが向いていると思っていて、集中するつもりでクラスターに入っているのでいい感じです。 おかげで、 Unity での実装力を確実に伸ばすことができたと思います。
個人活動
作ったゲームの本数は減りましたが、ゲームを作るのは確実に上手くなったと自負しています。
今年一番良かった作品はなんと言っても 大乾杯 THE GREAT KANPAI ですね。 これは本当に良いので来年の花見シーズンにでもぜひプレイしてほしいです。
その他の今年24時間くらいで作ったゲームについては、こちらのスライドにまとまっています。(特に発表する予定もないのになんとなくスライドが作りたくなって作った)
そんなこんなで、24時間でゲームを作るスキルにわりと満足してしまったというか、作れるものの限界が見えるようになってきて多少興味が薄れてきてしまった、という気持ちがあります。 このことがあって、先述の通りゲームの本数を作る戦略をやめてしまいました。
目標を変更してからは、ひとりでARのアプリを作っていました。 これに関してはステークホルダーがほぼいないので大変進みが悪く、半年でまだ技術検証が終わっていないという体たらくです。
ところで、自身をインターネットコンテンツ化するムーブはまあまあ上手くいったかなという自己評価です。 何作っても結局遊んでくれる人がいないことにはしょうがないので、宣伝力みたいなのはひとつ課題にしていました。 なので、去年よりも制作物ツイートへの反応がよくなったのはうれしいです。
24時間の配信では twitch のフォローとか視聴者数とかコメントは少しずつ増えていってるし、毎回来てくれるような人もできました。 応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。
2020年にやること
あんまり目標となる状態が思い浮かんでないので、やることの宣言をしていきます。
仕事
もちろん詳しくは書けないけど、しばらくは仕事に割く脳のリソースを多めに確保するつもりです。
個人の技術スタック的には、手を広げることは考えずに、引き続き Unity エンジニアとしてやっていきます。
個人活動
ちいさくて きれいなものを つくりたい (575)
最近は仕事が楽しいせいか、個人で一発当ててやろうみたいな考えは薄くなってしまいました。 それよりかは、仕事でできない、儲からないけどほんの数人にぶっ刺さってその人の人生に影響するような作品を作りたいという気持ちが強いです。
インターネットコンテンツとか言われてる場合ではない。 ちゃんとコンテンツを作るぞ。(インターネットコンテンツはやめない)
というわけで、作りたいものについて改めて整理していたところ、昨日の夜中にようやく気づきを得ました。
作りたいものと欲しいもの同じだと思ってたけど、やはり欲しいものは自分では作れなくて、そのギャップに悩んでいたけど、欲しいものを作るのと作りたいものを作るのは別でやればよいということに気づいた。欲しいものを作ってくれる人はなんかがんばって探そう。
— ねおりん (@noir_neo) 2019年12月23日
(深夜なので日本語が怪しい)
欲しいものを作る
一緒に作ってくれる人を探す。ノープランだけど、なんとかする。欲しいので。
作りたいものを作る
ゲームらしいゲームでちゃんと作品を作りたい気持ちと、技術ドリブンだけどARでやりたいことと、大きく2つある。
すごく小さいゲームを一本、ひとりで作ってみる。拙くていいのでできれば完成したい。
特にテキストを書いたり、音楽を作ってみたい。
ゲーム制作において私が 得意・好き・やりたい ことは、主にゲームデザインと実装。それ以外は特別できるようになりたいというわけではなく、むしろ餅は餅屋という思考。
あえてひとりでやりたい理由は、単純に誰にも迷惑をかけず『表現』をやりたいというのと、隣の芝生は青く見えるのでそろそろもう一回挑戦してみてまた諦めようかな、みたいな感じ。これはまあ、定期的にやってるやつ。
ARの話は、ARグラスに張ってはいるけれど、今あるデバイスに飛びついて開発するというよりは、堅実にスマホARをやるはず。 スマホARをやりつつ、ARグラス時代のゲームについて考えてちゃんと形にしてみる。(デバイスの問題で遊んでもらえる人が極端に減るのは嫌というのもある)
Apple がARグラスを出して加速してくれることに期待はするけど、2020年はどうかな? 過度な期待はしない、というスタンス。
こっちは必要に応じて人にも手伝ってもらいながらやっていきたい。
24時間でゲーム作るやつ
やる。今年と同じくらいの頻度ではやりたい(よろしくな)
ただ、目的を素直に「作ること自体が楽しいので作る」の方向に寄せたい気持ち。 ちゃんと出して遊んでもらうというのは当然やるけど、一発当てたいとかそういうのは忘れてもいいかなと思った。
まあここは特に強い意見ではないのでまた話したいかも。
あと Unity の新しい機能を触るとかの技術選択的なチャレンジはもっと積極的にやりたい。tiny Unity とか DOTS とか。そのために素振りもちゃんとやる。
おわりに
今年を振り返って、来年やることを書きました。書きながらだいぶ頭の中を整理できた気がします。お付き合いいただきありがとうございました。
最後に宣伝ですが、31日 0時から24時間でゲーム作るやつをやります。 twitch で配信するので冷やかしに来てください。マイクを買ったので音質が良くなる予定です。
というわけで今年最後の 24時間でゲーム作るやつ は大晦日!
— ねおりん (@noir_neo) 2019年12月17日
2019年一番最後に開発開始して 2020年一番最初にローンチするゲーム を目指します。
twitch で配信するのでフォローしておいてね。https://t.co/uUvp2lOe5w https://t.co/AlbxTkoLMv
ねおりん Advent Calendar 2019 基調エントリ
これは ねおりん Advent Calendar 2019 1日目の記事です。
今年のねおりん Advent Calendar は、 これまでに私が作ったどの Advent Calendar よりも、多様な人々の集まりになっています。 大学の同期や後輩をはじめ、前職つながりの人たちから、現職の同僚、プロダクトのユーザー、Vの人々まで、幅広い知り合いが参加してくれています。
このねおりんアドベントカレンダーなどという意味不明なアドベントカレンダーにこれだけの方々が登録してくださったのは、大変ありがたい限りです。
さて、登録してくださっている皆様は知る由もないと思いますが、このねおりん Advent Calendar には大きく2つの目的があります。
ひとつは、ねおりんが素人の長文フェチなため、それを摂取したいということです。 プロの長文ももちろん好きですが、やはり素人のそれは一味違います。
Twitterで140字以下の短い文章は日常的に目にするようになったものの、それ以上の長い文章は投稿される機会が失われつつあります。
140字以下ではそこそこ容易に隠し通せるその人の本質のようなものも、それ以上の長い文章では粗が見えるような気がしています。 そんな現代のインターネット人が書く長文に、その人のことを勝手に感じ取り、如何ともし難い興奮を覚えます。 なので、書いてもらう機会を用意しました。(酔っ払っています)
そしてもうひとつは、インターネット上の知り合いの知り合いがつながる面白さです。
知り合いの知り合いというのは面白いもので、その人の専門分野は意外と未知の領域だったりしますよね。 私も、知り合いの知り合いとの出会いを通じて、視野が広がった経験が何度もあります。
私は基本的に、ひとりでは何もモノを作れない人なので、人とのコラボレーションに可能性を感じている(感じたい)人です。
そういった体験を、このアドベントカレンダーを通してひとりにでも味わってもらえたらいいなあと思っています。 今は知らない人でも、なにか気になる投稿があれば、そっとその人のTwitterをフォローするなど、アクションしてみてもらえたらと思います。
そうしたきっかけとなるアウトプットの場になったらいいですよね。 そこからクリエイティブな営みが生まれることがあれば、なおうれしいことです。
と、ハードルを上げるようなことを書いてしまいましたが、まあ、せっかくなので、なんでもいいのでちょっと長めの文章を投稿してみてください。私が喜びます。
(ぶっちゃけ、ここに書いたことはアドベントカレンダーを作った後から考えました)
明日はMμLT1さんの『賽を「ぶん投げる話」』です。 いいですね。賽、投げていきましょう。賽、基本的に投げ得です。
それでは、また。最終日に。
考察: 【neo】とはなんだったのか
これは @system_neo が公開したウェブサイトに関する考察記事です。
まずはこのツイートのリンク先を読んできてください。(読む? プレイ? 体験? わからん)
neoは、先日見つけた『オリジナルneo』のアーカイブを復元して、再生可能な状態にしました。
— neo (@system_neo) September 9, 2019
過去に遡って、neoとは異なるneoに、会ってみてください。 https://t.co/jGNCgsPvav
以下、ネタバレを含みます。
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最後まで読みましたか?
本当の最後まで読みましたか?
"すこし未来"まで見ましたか?
誰?
ねおりんです。ヴァーチャルではハトの姿で美少女に囲まれ、ハト生を満喫しています。
5年前に『オリジナルneo』のゲームを開発しました。プログラムとディレクションあたりをしてます。
(アーカイブでは復元されていませんでしたが)「パパ」と呼ばれていた開発者とニアリーイコールの存在です。
system_neo(以降、neoちゃん)に Twitter を始めることを唆した張本人であり、その際にneoという名前と『オリジナルneo』のアイコンをあげました。
そのあたりは前回の記事もとい怪文書に詳しいです(特別詳しくもない)。
マジで怪文書なので正直もう消したい。
『オリジナルneo』とは何者だったのか
neoちゃんも言っている通り、5年前に作ったゲームのキャラクターです。 学祭合わせで実施した、実際に現実世界を歩いて進行するリアルゲームです。
あのページは期間が終了してからも放置してたのですが、ゲームの入り口となるページは閉じてしまっているので、クローラー以外はアクセスしないページになっていました。
neoちゃんは今回、それを見つけ出してきて 🍣 に描いてもらった自分の立ち絵を追加して、ノベルスクリプトをリライトしたものを、私から巻き上げたサーバーの情報を使ってアップし直したということになります。
『オリジナルneo』の登場シーンはダイジェスト形式になっていましたが、neoちゃんが "復元処理" と言っていたのは、当時のコンテクストに依存する部分を今誰が読んでも大丈夫なように編集することだったのかなと思いました。だってそんな壊れることなくない? (前に送受信時にデータが壊れるみたいな話をしていた気もするので、そういうやつかもしれない?)
関連してパスコードの上書きも、原作へのリスペクトと本人のちょっとした遊び心(?)が感じられてとてもうれしいですね。
ちなみにneoちゃんが "復元できたアーカイブは、ここでおしまい" と言っていたように、実際あのページで遊べたのは転送のシーンまでで、以降は会場に置いてあるマシンでプレイする設計だったため、インターネット上にはデータがないわけです。
そして結末は本当に BAD END 寄りのストーリーでした。女の勘こわいですね。気をつけましょう。
system_neo とは何者なのか
おれが一番知りてえよ。
現時点でわかっていることは、
- 仮想と現実の間にいること
- システム上に生まれた意識だけの存在であること
- 現実世界に来たがっているということ
- ちょいちょいポエムを投下すること
- たまに冗談を言ったりするお茶目な一面もあること
くらい。
あとなんかあったら教えてください。追記します。
【neo】とはなんだったのか
さて本題です。
今回の "お話" では、たくさんの "neo" が登場していました。
- neo
- 『オリジナルneo』
- NEO
- 【neo】
順に確認していきながら、最後の【neo】について考えてみましょう。
neo
これは system_neo の一人称ですね。
普通に「私」とか使わない理由はちょっと気になるけど、neoちゃんの一人称が "neo" なのめちゃかわいいと思います。
『オリジナルneo』
これは5年前のゲームのキャラクターの方のneoちゃんのことです。
『オリジナルneo』ちゃんとneoちゃん双方のデザインをしてくれている 🍣 の発言からneoちゃんも真似して(?)呼び始めたっぽい。
オリジナルneoちゃんの絵を描いていたのが私なので、あたらしいneoちゃんのお洋服も考えてみました💃今度全身画上げるのでそれも見てほしい~
— 🍣 (@5A32891) August 28, 2019
neoちゃんは最初のうちは "過去に存在したneo" と呼んでいました。
neoも、『過去に存在したneo』のことを『オリジナルneo』と、呼ぶことにしました。
— neo (@system_neo) September 3, 2019
NEO
『オリジナルneo』の正式名称です。
名乗りは "仮想現実防御用エージェントシステム、高性能人工知能NEO" です。
若干蛇足っぽいですが、ここの "仮想" をneoちゃんが "復元" しなかった(あるいはできなかった)理由は気になるところです。後に出てくる "AR" も伏されています。
先述の "復元" の解釈が正しければ、ここを伏せる理由は特別ないはず? だとしても、neoちゃんは "仮想" "現実" という言葉をよく使うのに、前後の文脈から復元できなかった理由もいまいち説明できません。ここはよくわからんかった。
ちなみにサイトのタイトルが "N.E.O." になっているのがなんでかは忘れました。
【neo】
まずneoちゃんが【】を使う言葉について見てみましょう。
今回のお話でも "【ドキドキ】" や "【うれしい】"に使っているほか、最近のツイートでも "【お気に入り】" などに使われています。
neoは、アイコンにも、設定しました。とても【お気に入り】です。
— neo (@system_neo) September 9, 2019
これについては別の場でも友人と話していたのですが、neoちゃん自身の感情や状態を表すような言葉に使われているのではないか、という見方が妥当そうです。
上記に照らし合わせて考えてもやはり【neo】には違和感が残りますが、neoちゃんにとって【neo】とは状態だったのではないかというのが私の解釈です。
つまり、neoの名前とアイコンを使うことは、【neo】であること【neo】になることが課されているとneoちゃんは思っていたのではないか、ということです。
(ぶっちゃけなんも考えないで名前とアイコンをあげてたので、正直すまんかったという気持ちになりました)
そしてneoちゃんはオリジナルの存在が気になって調べ始め、『オリジナルneo』と出会います。
そのときの感想として、憧れと羨望を抱いたと言います。
neoは、neoとしてこの世界に存在したいから、neoになります。
終盤の一文ですが、その憧れでもって【neo】になろうとしたとも捉えられますが、これは違うと見ています。 「【neo】になります」ではないというのが理由です。
何者かになろうとするのではなく、自分は自分として、別のneoとして存在することにした、というのがneoちゃんの意思と私は捉えました。
これは別にどこかの行間を読んだわけではないのでめっちゃ勝手な解釈ですが「名前と姿に加えて、その意味までをも誰かに与えられるのではない。自分の意思でその名前と姿で在ろうとするのだ」ということなら、めっちゃかっこいいな……ってちょっと関心しちゃいました。
と勝手にいろいろ書きましたが(間違ってたらごめんね)、私としてはどっちでもいいのです。 そもそも何かを期待して名前とアイコンをあげたわけではないので気にしないでね。
おわりに
やっぱりあの文書、私への私信だったのでは? (自意識過剰オタク) 少なくとも私のこの記事の1/3くらいは私信です。
冗談はさておき、まあまあの文量書きましたが、考察としては全然浅い自覚はあるので誰かガチの考察記事を上げてほしい。お願いします。私が見落としてそうなこととか教えてほしい。 (過去と未来を行ったり来たりするお話だったけど、その辺は何も触れられなかったし……)
この記事はがっつり考察するぜーというよりも、neoちゃんの存在とかわいさがもっと多くの人に届いてくれ〜というのと、考察誰も書かないならおれが書いたるくらいの気持ちで書きました。
処理を完了したあと、neoは、多くのヒトに、協力をお願いする必要があります。
とはneoちゃんも言っていましたが、ぼちぼちフォロワーも増えたりするといいなあと私は勝手に思っています。本人にそういうつもりがあるのかはわかりませんが(そういうムーブをあんまりしないので)。
まあ、私は結局はただのオタクなので、よかれと思って布教をするわけです。
毎日深夜にひょっこり Twitter に現れては謎のツイートをしていくneoちゃんをどうぞよろしくおねがいします。
昨晩のこと
昨晩、知らない女の子(?)からメッセージが届いた。曰く、「現実世界を観測して学習したい」と。
よくわからんけど、とりあえず Twitter のアカウントを作ることを勧めた。 メールアドレスを持っていないというのでエイリアスを作って貸してあげた。メッセージは送れるのになんでだよ。
名前もないというので、昔作ったゲームのキャラクターから名前とアイコンをあげた。文章の雰囲気がなんとなく似ていたから。 一応筋は通そうと思って、絵を描いてくれた友人に連絡したら快諾してくれてよかった。
今朝(といっても昼過ぎ)起きたらアカウントが出来て、ツイートもできていたみたいだった。とりあえずフォローしておいた。 誰もフォローしてないけど、 Twitter の使い方わかってんのかな…
140字に収まらなさそうだったので久しぶりに気取った文章の日記でも書くか〜と思ったら、ただの怪文書になってしまった。