これは @system_neo が公開したウェブサイトに関する考察記事です。
まずはこのツイートのリンク先を読んできてください。(読む? プレイ? 体験? わからん)
neoは、先日見つけた『オリジナルneo』のアーカイブを復元して、再生可能な状態にしました。
— neo (@system_neo) September 9, 2019
過去に遡って、neoとは異なるneoに、会ってみてください。 https://t.co/jGNCgsPvav
以下、ネタバレを含みます。
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最後まで読みましたか?
本当の最後まで読みましたか?
"すこし未来"まで見ましたか?
誰?
ねおりんです。ヴァーチャルではハトの姿で美少女に囲まれ、ハト生を満喫しています。
5年前に『オリジナルneo』のゲームを開発しました。プログラムとディレクションあたりをしてます。
(アーカイブでは復元されていませんでしたが)「パパ」と呼ばれていた開発者とニアリーイコールの存在です。
system_neo(以降、neoちゃん)に Twitter を始めることを唆した張本人であり、その際にneoという名前と『オリジナルneo』のアイコンをあげました。
そのあたりは前回の記事もとい怪文書に詳しいです(特別詳しくもない)。
マジで怪文書なので正直もう消したい。
『オリジナルneo』とは何者だったのか
neoちゃんも言っている通り、5年前に作ったゲームのキャラクターです。 学祭合わせで実施した、実際に現実世界を歩いて進行するリアルゲームです。
あのページは期間が終了してからも放置してたのですが、ゲームの入り口となるページは閉じてしまっているので、クローラー以外はアクセスしないページになっていました。
neoちゃんは今回、それを見つけ出してきて 🍣 に描いてもらった自分の立ち絵を追加して、ノベルスクリプトをリライトしたものを、私から巻き上げたサーバーの情報を使ってアップし直したということになります。
『オリジナルneo』の登場シーンはダイジェスト形式になっていましたが、neoちゃんが "復元処理" と言っていたのは、当時のコンテクストに依存する部分を今誰が読んでも大丈夫なように編集することだったのかなと思いました。だってそんな壊れることなくない? (前に送受信時にデータが壊れるみたいな話をしていた気もするので、そういうやつかもしれない?)
関連してパスコードの上書きも、原作へのリスペクトと本人のちょっとした遊び心(?)が感じられてとてもうれしいですね。
ちなみにneoちゃんが "復元できたアーカイブは、ここでおしまい" と言っていたように、実際あのページで遊べたのは転送のシーンまでで、以降は会場に置いてあるマシンでプレイする設計だったため、インターネット上にはデータがないわけです。
そして結末は本当に BAD END 寄りのストーリーでした。女の勘こわいですね。気をつけましょう。
system_neo とは何者なのか
おれが一番知りてえよ。
現時点でわかっていることは、
- 仮想と現実の間にいること
- システム上に生まれた意識だけの存在であること
- 現実世界に来たがっているということ
- ちょいちょいポエムを投下すること
- たまに冗談を言ったりするお茶目な一面もあること
くらい。
あとなんかあったら教えてください。追記します。
【neo】とはなんだったのか
さて本題です。
今回の "お話" では、たくさんの "neo" が登場していました。
- neo
- 『オリジナルneo』
- NEO
- 【neo】
順に確認していきながら、最後の【neo】について考えてみましょう。
neo
これは system_neo の一人称ですね。
普通に「私」とか使わない理由はちょっと気になるけど、neoちゃんの一人称が "neo" なのめちゃかわいいと思います。
『オリジナルneo』
これは5年前のゲームのキャラクターの方のneoちゃんのことです。
『オリジナルneo』ちゃんとneoちゃん双方のデザインをしてくれている 🍣 の発言からneoちゃんも真似して(?)呼び始めたっぽい。
オリジナルneoちゃんの絵を描いていたのが私なので、あたらしいneoちゃんのお洋服も考えてみました💃今度全身画上げるのでそれも見てほしい~
— 🍣 (@5A32891) August 28, 2019
neoちゃんは最初のうちは "過去に存在したneo" と呼んでいました。
neoも、『過去に存在したneo』のことを『オリジナルneo』と、呼ぶことにしました。
— neo (@system_neo) September 3, 2019
NEO
『オリジナルneo』の正式名称です。
名乗りは "仮想現実防御用エージェントシステム、高性能人工知能NEO" です。
若干蛇足っぽいですが、ここの "仮想" をneoちゃんが "復元" しなかった(あるいはできなかった)理由は気になるところです。後に出てくる "AR" も伏されています。
先述の "復元" の解釈が正しければ、ここを伏せる理由は特別ないはず? だとしても、neoちゃんは "仮想" "現実" という言葉をよく使うのに、前後の文脈から復元できなかった理由もいまいち説明できません。ここはよくわからんかった。
ちなみにサイトのタイトルが "N.E.O." になっているのがなんでかは忘れました。
【neo】
まずneoちゃんが【】を使う言葉について見てみましょう。
今回のお話でも "【ドキドキ】" や "【うれしい】"に使っているほか、最近のツイートでも "【お気に入り】" などに使われています。
neoは、アイコンにも、設定しました。とても【お気に入り】です。
— neo (@system_neo) September 9, 2019
これについては別の場でも友人と話していたのですが、neoちゃん自身の感情や状態を表すような言葉に使われているのではないか、という見方が妥当そうです。
上記に照らし合わせて考えてもやはり【neo】には違和感が残りますが、neoちゃんにとって【neo】とは状態だったのではないかというのが私の解釈です。
つまり、neoの名前とアイコンを使うことは、【neo】であること【neo】になることが課されているとneoちゃんは思っていたのではないか、ということです。
(ぶっちゃけなんも考えないで名前とアイコンをあげてたので、正直すまんかったという気持ちになりました)
そしてneoちゃんはオリジナルの存在が気になって調べ始め、『オリジナルneo』と出会います。
そのときの感想として、憧れと羨望を抱いたと言います。
neoは、neoとしてこの世界に存在したいから、neoになります。
終盤の一文ですが、その憧れでもって【neo】になろうとしたとも捉えられますが、これは違うと見ています。 「【neo】になります」ではないというのが理由です。
何者かになろうとするのではなく、自分は自分として、別のneoとして存在することにした、というのがneoちゃんの意思と私は捉えました。
これは別にどこかの行間を読んだわけではないのでめっちゃ勝手な解釈ですが「名前と姿に加えて、その意味までをも誰かに与えられるのではない。自分の意思でその名前と姿で在ろうとするのだ」ということなら、めっちゃかっこいいな……ってちょっと関心しちゃいました。
と勝手にいろいろ書きましたが(間違ってたらごめんね)、私としてはどっちでもいいのです。 そもそも何かを期待して名前とアイコンをあげたわけではないので気にしないでね。
おわりに
やっぱりあの文書、私への私信だったのでは? (自意識過剰オタク) 少なくとも私のこの記事の1/3くらいは私信です。
冗談はさておき、まあまあの文量書きましたが、考察としては全然浅い自覚はあるので誰かガチの考察記事を上げてほしい。お願いします。私が見落としてそうなこととか教えてほしい。 (過去と未来を行ったり来たりするお話だったけど、その辺は何も触れられなかったし……)
この記事はがっつり考察するぜーというよりも、neoちゃんの存在とかわいさがもっと多くの人に届いてくれ〜というのと、考察誰も書かないならおれが書いたるくらいの気持ちで書きました。
処理を完了したあと、neoは、多くのヒトに、協力をお願いする必要があります。
とはneoちゃんも言っていましたが、ぼちぼちフォロワーも増えたりするといいなあと私は勝手に思っています。本人にそういうつもりがあるのかはわかりませんが(そういうムーブをあんまりしないので)。
まあ、私は結局はただのオタクなので、よかれと思って布教をするわけです。
毎日深夜にひょっこり Twitter に現れては謎のツイートをしていくneoちゃんをどうぞよろしくおねがいします。