なにをもって「良い」とするの?
「ネット断ち」のブログエントリを読んで、いつも考えていることを文章化しようと思った。ぼくはネット"依存症"(と呼びたい人がいるならそう呼べばいい)だけど、今のところは別にその状況を変えようとは思っていない。まだ若いし守るべきものもないからかもしれないけれど。
ここのところ毎晩日付を跨ぐ前には寝て、朝5時くらいには自然と目をさますような生活を送っている。おかげで毎朝のんびり布団を出てコーヒーを飲み、1限に出られている。今週は出席フルコンを決めたので、今晩はたくさん飲もうと思う。(※土曜日に書いた文章です)
一方で今週はPS3を起動していない。夕方には眠くなるので、学校に残って作業する気にもならず、まとまった作業時間も取れていない。
毎日学校へ通うのは良いことだ。それはおそらく間違いないけれど、ぼくにとって毎晩ゲームができないのは決して良い状態とは言えない。コーヒーや大量のアルコールは健康的にはあまり良いことではないかもしれないけど、それらを断った生活など想像もできない。
ちょっと別の話をする。
2週間くらい前の話だけど、母親から電話がかかってきて中学3年の弟のことで相談された。母曰く、弟は高校受験を控えながら成績も危ういにもかかわらず、遊び歩いていることが気に食わないらしく、「そんなんじゃ良い人生送れないよ」というような説教をしたのだと言う。
ぼくはムカついて捲し立ててしまった。「何をもって良い人生とするの?勉強して良い高校に入って、良い大学に入ることが必ずしも良いこと?そもそも何が良い高校?受験生がアニメイトに行くのは悪いこと?何をもって良い人生なのかをまずはっきりさせて」
残念ながら明瞭な答えは得られなかった。ので、弟にはフォローのLINEを入れた。
ところで、世の中には、己の信ずるところを人に押し付け、強制しようとする人たちもいる。
ぼくの理解できないのは、自分の信ずるところを他者にも信じさせるなどという、これほど責任の大きなことを、どうしてホイホイできるのかということ。
ネット断ちの話に戻ろう。己の信ずるところを広めようとするそのブログエントリは、とても素晴らしいと思う。
ぼくが、ぼくにとって良いと思っていることを広めようとはするが、押し付けることはできない。きっと、押し付けてあげたほうがその人のためになるだろうと思えても、しない。だって責任持てないもん。
これについては、最近良い手法を覚えた。どうしたいのか、どうありたいと思っているのかレベルから一緒に考えていく。その上でぼくが良いと思っていることが当てはまりそうなら提案する。このステップを踏むことが絶対に良いことだとは言えないけれど、少なくともこれで、ぼくが背負う責任は、ぼくの許容範囲に収まる。
弟の話で言えば、親と子の関係においては、押し付けなしには躾であるとか教育が成り立たないので、事情が違う。
だが中学生にもなった息子に、抽象的な「良い」をただ押し付ける母親はあまりにもお粗末だと思う。
ここまでで何が言いたいのかというと、やはり「何をもって良いとするのか」を共有するのが大事ということ。ある人にとって良いことが誰しもにとって良いことだとは限らないのを理解できない人はいないと思う。あなたにとって良いと思うことを誰かにも適用させることは、その誰かにとって良いことではなく、あなたにとって良いことでしかない。
受け手の立場としては、「信じる」「鵜呑みにする」のをやめろ、という話もあるが、こっちは今回の主題ではない。
親子でも、チーム開発でも、あるいは政治的な主張にしても、何をもって良いとするのか(誰にとってそうなのか)。その共有からスタートしないと、その後のいかなる議論もなんの意味もないものになる。
以上が本エントリの主張で、以降は蛇足です。
チームでのモノづくりにおいては、この「良い」に限らず、「美しい」とか「かわいい」とか「かっこいい」とか(美学の講義かな?)、こういうことばはちょっと危険だ。
そのためにどうするかというと、具体的な既存の作品を通してイメージのすり合わせをしていくのが一番早い。
これもまた誰かが書いてたのを思い出すのだけど、優秀なゲームデザイナー全員が全員、映画とか小説とかを膨大な量観たり読んだりしているわけではない、という。でもこの映画とか小説あるいはゲームは、引き出しを増やすということよりも、ボキャブラリーを増やすことに意味があるんだと思う。だから、たくさん観ていたほうが「よい」。共通言語と呼んでいる。
と言いながらも、ぼくは2時間座って映画を黙って観るという習慣をつけないまま育ってしまったので、何かを観たいと思ってもTSUTAYAに寄るとかしない。劇場公開中で観たいと思ったものも、気づいたら終わっていて、気づいたらレンタルが始まっているが、結局観ないまま忘れ去る。
それでいて家ではボーッとTwitterを眺めていたり、きんいろモザイクを5回も6回も観ていたりするわけだから救いがない。
今日は朝から、maku693が置いていってくれた Interstellar を観た。最高だった。
『Tokyo 7th シスターズ』
就活中にクリアファイルをもらってめっちゃかわいーと思っていたり、Donuts社の採用広告をしょっちゅう目にするのでやろうやろうと、前の端末にはインストールだけ(しかもアプリのみ)してた。
先日後輩に推されたので新端末にインストール。
6日目のログインボーナスをもらったところ。明日ログインでなんかいいガチャのチケットがもらえるっぽい。
スマホゲームタイトルとしては今更感ある気もするけど、アルバムが出たり1stライブやったり、2次元アイドルコンテンツとしては、おお始まったな!という感じの認識
感想
音ゲーとして
- 音ゲーは苦手意識あるけど結構楽しめてる
フルボイスADVとして
- 水瀬いのり
- ハルにお掃除してもらいたいし、ロナちゃんハァハァって感じだよな
- エロゲを原点とするねおさんにはやはりフルボイスなシナリオは見応えがあって良い
- モブの適当さ吹っ切れすぎてて笑った
UI/UX に関してはツッコミどころ多すぎる
書く事がたくさんできて嬉しい(嬉しくない)
音とか
- (チュートリアル中)音量調整できない
- ボイス音量ちっちゃいんだけど
- と思ったらOP音でかくてびっくりしたわ!
- せっかく音楽いいしボイスついてるのに、最初音量ちゃんとしてないのもったいない
- チュートリアル後も音量バランスいい感じにするの難しかった
- 設定画面でOPムービー再生できても意味ないので、確認用のボイス音を再生してくれ
- ドロップしたときすぐボイス聞けないのは残念すぎでしょ
- ライブの曲選択画面で、プレビュー再生流れ始めるの微妙に遅い気がする
- 読み込みの遅延っぽさあるけど
- コンシューマーと比較するのもアレだけど、アイマスOFAは気持ち良くできてたと思って確認してみたら、再生タイミングだけじゃなくて、フェードインだったりしたのでなるほどといった感じ
いわゆる"UI"とか
シナリオ
- セリフ送りのタッチ判定が謎
- たまになかなかきかない
- スカウトでドロップしたときバックキーでモーダル閉じると、その後一部タップがきかなくなるっぽいような
- 「メニュー表示」→「すべて非表示」→「ウィンドウ表示」
- 一つのボタンにまとめたかったんだろうけど、ちょっと違う気がするよ
- 「っ」「、」は字詰め気になる
- シナリオパートの実装どうなってんだろう
編成とか合成
- 編成のドラッグアンドドロップやりにくすぎるんだが
- 基本的に長押し(詳細)とドラッグ(移動)一緒に使うダメだと思う
- 編成を「決定」しないで抜けちゃうので確認してほしいかも
- 編成以外、プロデュースとかは画面遷移しても状態を保持しておいてくれるのでちょっとえらい
トップとか
- 招待コードのページ、タブなのに選択すると一番上までスクロール戻される
- 新着情報、「フレンドを増やす事ができます!」が消えないのむかつく
- 「お知らせ」ページの「運営からのお知らせ」がバナーのせいでスクロールしないと見えないから、見ないと思うんだけど、ええんかい?
- バックキーで終了したりしなかったりする
- 終了確認モーダルは新しいAndroidのUIなのでえらい
ダウンロードとか
- チュートリアル後2回めのダウンロードがあるのか
- スマホゲームにおけるダウンロードUXはまだ今後の課題だろう
- プレステでソフトをダウンロード購入するのとは感覚が全然違うもん
- スマホゲームにおけるダウンロードUXはまだ今後の課題だろう
- さらにシナリオごとにボイスダウンロードさせられるんかい
- うーむ仕方ないとは思うが、もうちょっと楽しいダウンロード画面にしてくれないかな
さいごに
たぶん書き漏らしたツッコミとかもあるけれど、総合的に楽しいのはやはり魅力的なキャラとボイス、楽曲が支えてるんだろうなぁ…という感じ。
しばらくは続けそう。
あとアルバム欲しいです。
Live Coding de Night #libcodingso に参加した
ありがたいことに3回連続でパフォーマーとしてお声掛けいただきました。
パフォーマンスした内容
メリーゴランドnav
neoneobeam.com - neoのポートフォリオサイト で採用しているような、hashでページ切り替えするタイプのサイトにダイナミックさを付与する回転ナビゲーション
書いたコード
写真
登壇者と別にMCがいるイベントって斬新!そしてコーディング×音楽×ダジャレの組み合わせってさらに斬新です(゚Д゚)!! #libcodingso #JavaScript pic.twitter.com/MvsmbfY0X6
— 21cafe管理人はぎー&えりー (@21cafe_shibuya) April 24, 2015
感想
- 練習・準備不足がこれまで以上に目立ってしまった。ごめんなさい!
- navを回すつもりがforを永遠に回してしまった。こまめにCommand+Sする癖が仇となったのだ
- そもそもforを使わないべきっぽい(参照:https://twitter.com/phi_jp/status/592547426524790784)
- 3分クッキングは偉大
- これくらいのものなら生でいいんじゃねってノリだったけど、"パフォーマンス"的にはyabaiフレームワークとかライブラリとか使わないとつまんないよなって後から気づいた(し上記問題とかも、forで書いたのはそういうことだったわけで(で、ほんとにgetElementsByClassNameはeach使えないの??))
- MC is 偉大
- 楽しかった
- 疲れと次の日早かったので飲みに着いていけなかったのが非常に残念極まりない
- 次は気楽にオーディエンスとして参加したいのと、あと飲みに連れて行ってください!(私信)
選挙とWeb
今日は統一地方選の投開票日です
いまから投票に行ってきます。
誰に投票するか
最低限度、政治的主張に賛同でき、かつ、Webサイトや Facebook / Twitter 等に力を入れているか(カネをかけているか)を見ています。 前回の国政選挙もそうしていました。
なぜかというと、その分野で飯を食っていくつもりだからです。政治的主張と同じくらい、Webへの理解や利用する力があるかは重要だと考えています。
今回のチェックで思ったこと
絶望的なまでのWeb利用の実態
特に市議候補者たちはまともと言える人が一人もいなかった。 (全然別の県で、釣りみたいなタイトルでブログ書いてる人は面白いと思いましたが)
ちなみに国政選挙ではさすがにWebにもカネをかけているなぁという印象を抱いていました。
今回、知事は全然マシです。 デザイン、SEO対策、CSSの細かいところ、スクロールアニメーション、モバイル対応等…… 候補者2人のサイトはどちらもずば抜けてよくできているとまでは言えないし突っ込みどころはそこそこありましたが、一応ちゃんとやってるのがわかったので迷う余地がありました。
具体的にダメだったこと
ここからが本ブログにおけるメインコンテンツですね! これに限っては具体的なページをあげたりするのは嫌なので、内容薄いですが
- そもそもWebサイトがない
- 更新されていない
- メンテナンス中
- 何年前のWebだよっていうデザインと色、ヘッダー画像、ナビゲーション
- 選挙公報に書いてある (ほげふが太郎)[検索] をググって一番最初に出るのがアメーバのしかもプロフィールページ(しかも併記してあるURLは8位)
- 選挙公報に「ホームページへ是非アクセス」と"homepage2.nifty.com/hogefuga"とかいうクソ長URLが記載されている(しかもそれほどコンテンツないし選挙にあたって更新しているわけでもない)
- Facebookを活用しようとしている若い候補者、心意気は認めるがなんか中身がやはり寒い
特に選挙公報の奴、舐めてんのかゴルァ
さいごに
選挙の地域が細かい単位であるほど、Webなんかより選挙カーで大きい声出した方が費用対効果が高いのはわかってるし、Webで情報を得る世代の投票率なんかも考えたらそれこそそうなのは理解しています。 しかし、「若い世代のー」とか言ってる人がWeb一切活用してなかったりするとちょっと笑えませんか?
あと県の広報のPDF、候補者のURL載ってるのはいいんだけど、文字コードのせいかコピペができないのは勘弁してくれ。
ログレスをやっている
Play を眺めていたら弟(google+で繋がっている)が過去にレビューを書いていたので気になっていて4,5日ほど前に始めた。(なお弟はすでにストーリークリアだけしてやめてしまっていた模様…)
感想
- ほぼはじめてのMMORPGがスマホっていうスマホネイティブ並の体験をしている
- フレンドとやってるわけではないので、まだそれほどリアルタイム性とかは実感していないけど、共闘した人とあいさつ程度のチャットをしたりと面白さを感じ始めている
- 敵選んで必殺技溜まったら出すだけじゃんって思ってたけど、武器を集めたり強化していくのが楽しいので続いてる感じ。
- かわいい防具もほしい
- 姫プをしたい
- マジシャンやっているけど、ロッド・ワンドが浮いてるのかっこいい
- 回避高いので、HP少なくなっても粘れたりしてドキドキする
- 属性とかまだちゃんとわかっていない
- ワイドとか、多段するの気持ちいい
- かわいい防具もほしい
- クエスト終わったあとのマンドラの適当なコメントがめっちゃ好き
微妙っぽい点
- メニューの情報整理
- 下タブがモーダル挟んで画面遷移するものが混じってるのは少し気持ち悪さがある
- 話を聞くだけのクエストを分割されるの煩わしいのだけど
- 移動方法
- 京王線内の電波
- やっぱり外で落ち着いてプレイはできないかなっていう感じ。すぐ終われないし
- そもそも外でやるもんじゃないんだろうな
- それでも場合によってはうまくクエストに復帰できるのはすごいと思った
- たまに開発者サービスが落ちるのは何か巻き込まれているのか
その他
www.slideshare.net
ねこあつめ - にわさき拡張できた
Twitterでやたらスクショを見るのではじめてみた
2,3週間くらいやったのかな?先日ようやくにわさき拡張できたので軽く感想
良い点
- ねこかわいい。
- 毛糸玉回してるのが一番かわいい。
- アニメーションシンプル(ほとんどのオモチャでは動かない)だけどけっこう眺めていられるのですごいと思う。
- BGM
- さくっとできる。お礼煮干し一括受け取りして、かりかり補充。一瞬で終わる。続いてるのはこれが大きいかな。煮干しヤクザと化す。
- ひらがな多様とか、UI、アイコン等とっても雰囲気徹底している。
- Androidバックキー対応してる。えらい。
良くない点
- ロード、ちょっと遅くないですか?2Dだし、さくっとやれるのが非常に良いのでもうちょっと早くならないかなぁ…
- なんか微妙にいろいろ洗練されていない
- 「ねこてちょう」とか「おかいもの」とか、リストが1ページ4アイテムなので、かなりスクロールしないといけないのが面倒
- モーダルの外タップ(以下略
- 以下のツイートとか、あと「さつえい」のときのタップがなかなかうまくできない(端末依存なのかもしれない)
- まあ、こういうアプリなのでこれくらいの微妙さがちょうどいいのかも
なんだこいつタップできねえぞって思ったら判定は野球ボールの方なのな pic.twitter.com/OVDQCszLbY
— ねお (@noir_neo) 2015, 3月 22
その他
にわさき拡張がとりあえずの目標だったので、今次の目標なくなってるんですが、ねこてちょうとかたからものコンプリートがそれなんですかね?
いまいちモチベーションがピンとこなくて惰性で煮干しヤクザしている感じですが、そういえばこれマネタイズはうまくいってるんだろうか…
消滅都市やってみた
デレマス後のCM見て決めた。
よかった点
- キャラとかキャラの掛け合いのコテコテした感じとか、音楽とかの全体的な雰囲気、世界観
- デザイナーあたりが雰囲気ゲーとか好きなのかなって感じ、画面もおしゃれっぽいし好き
- 敵の技名、ノリが嫌いじゃない
- 花澤香菜
よくなかった点
- メインバトルのゲーム性は所詮よくあるやつか……って感じ
- 細かいところで言うと、ステージ選択の階層深くない?とか、タイトル画面はこだわりなのか知らんけど、バックキーから終了するときホームからぬける時と2回モーダル表示されるのこの上なくウザい、とか。
- メインバトルの、下に降りるスワイプがうまくできない
所感
スマホゲームはこういうワンパターンなゲーム性とカード・ガチャモデルから抜け出せないの……
せっかくの世界観をスマホゲーのワンパターンなシステムが完全に台無しにしているのが非常にもったいない。
カードガチャビジネスモデルとかいう思考停止によって本体が面白くなるなら全然良いけど、完全にそっちに引っ張られてるだけじゃん